
冬季うつ病とは
冬季うつ病は季節性のうつ病で段々と気温が低くなり季節が冬に向かうにつれて日照時間などが短くなる冬などに起こりやすくなるとされています。男性に比べて女性の発症率が高く、特に20代女性に多い傾向です。
冬に日の光に当たる時間が少なくるとセロトニンとメラトニンを十分に分泌ができなくなり下記の症状が出てきます。
- なんとなく気分が落ち込む
- 何もしたくなくなる
- 食欲が増す (過食)
- 睡眠時間が伸びる (過眠)
- 日が沈むにつれて気分が落ち込む
- 焦燥感、不安感
<一般的なうつ病との違い>
一般的なうつ病では食欲がなくなったり(食欲減退)、眠れなくなったり(不眠)などの症状がありますが、冬季うつ病は逆に食欲が増して太りやすくなったり、睡眠時間が伸びるのが症状の違いになってきます。
<予防策>
冬季うつ病は日照時間が短くなり日光に当たる時間が少なくなることが一番の原因とされています。
- 日の光を浴びる
- 軽い散歩や軽い運動をする
- トリプトファンが含まれるものを食べる (鮭、牛乳、まぐろ、大豆製品、アーモンドなど)
- おへそから指2本下にあるところを温める (ホットタオルやお灸)
なかなか日照時間というのは気にしないもので、気が付いたら症状が出ていることもしばしばあります。
季節性のものなので、3月くらいからは回復傾向が見られますが予防をしなければ毎年起こり得ることです。
最近調子がおかしいなと思ったら一度産業医の方やお近くのクリニックなどにご相談ください。
Xicaliでは東洋医学的な考えからツボを使用して気を整えるなどの施術もできますのでお気軽にご相談ください。